11.25.13:55 [PR] |
08.10.19:17 怖~い 結石症(シュウ酸カルシウム結石) |
今日はまじめな話をします
スパロウの大手術について、でもどり娘がお話します
約3年前の2007年12月に血尿があり、動物病院に行きました
尿の顕微鏡検査により、「シュウ酸カルシウム結石かもしれない」と診断されました
膀胱炎の薬を投与するよう指示されました
2008年2月25日、病状が改善されず、別の病院へ
エコー検査により結石発見
手術が必要とのこと。手術は忍びなく、「薬で」とお願いし、投与することに(後で分かりますが、これは大きな間違いでした)
異常があれば直ちに病院に連絡することを約束し、その日は帰りました
その時点でこのような症状がありました
・トイレの回数が増える(トイレ以外の場所でしてしまう)
・尿量が少ない
・血尿が出る(薬を投与すると2日ほどは出血しなくなる)
・腹部に触ると異常な痛みを訴える
2008年11月27日、エコー検査により、結石を見ました
・・・結石が大きくなっています。
これ以上、体力的にも限界だと手術をお願いしました
年齢的にも前立腺肥大が確認され、去勢手術と共に結石除去手術を行う大手術となりました
2008年12月11日、P.M.10:00より手術開始。
A.M.1:00頃手術が終わったとの連絡。
12月12日、母が面会に行きました。
仕事で抜けれなかった私に、面会した母から「スパロウは無事手術成功」と電話ありました。
一目見ただけで涙が出るほど痛ましい姿でよろよろと駆け寄り、母を見ると、かすれ声で「出して」と訴えたそうです。
スパロウはケージが嫌いな子で、生まれて初めて一人で迎えた朝は孤独と恐怖だったと思います
次の日も次の日も母は面会に行きました
ハンガーストライキのスパロウのために手作り食を持っていってたのですが、
スパロウは一口も食べないで、かすれた声で「出して」と鳴いて(泣いて)いたそうです
そばにいることがかえってかわいそうなので、一分間も面会できず、すぐに帰った母でした。(私もそれを聞き、面会に行きたい気持ちをぐっとこらえて、でもどり娘は面会に行くのを控えました)
12月17日退院
某アンテナみたいなエリザベスカラーをつけられたスパロウは、へとへとになって帰ってきました。
「スパロウ」と呼ぶと弱々しく尻尾をふって舐めてきます
本当に早く、手術をしてあげたらよかったと後悔しました
余談ですが・・・
スパロウは極小犬なので、せっかくのエリザベスカラーも歩行には(足が短いので)意味なくなってしまいました
試行錯誤の上、何気に横を見ると・・・
これだぁ~っ!!
カップうどんの容器です(笑)
うそだと思うでしょ?
意外にこれがいいんです。ちっちゃなワンちゃん・猫ちゃんはお勧めですよ~
ぴったり収まります
話は戻りますが・・・
採取された結石18個中18個がシュウ酸カルシウム結石でした。
ドクターに3個記念にと言われ、持ち帰りました。
ヨーキーも結石ができやすい犬種です
尿路である腎臓、尿管、膀胱、尿道のどこかに結石が形成される病気です。
尿毒症や膀胱破裂など、重篤な病気に発展することもあります
犬に多いのは、ストルバイト結石とシュウ酸カルシウム結石で、再発する可能性は高いと言われています
<ストルバイト結石>
細菌感染により尿PHがアルカリ性になることにより、形成されやすくなる。薬により溶解させる(1~4ヶ月くらい投与)手術が必要な場合もある。
<シュウ酸カルシウム結石>←スパロウの病気
一度できてしまうと溶解できません。手術によって石を除去します。
皆さんの愛犬は大丈夫ですか?
スパロウのように手遅れギリギリになってしまわないためにも、もう一度愛犬をチェックしてみてくださいね
長い文章を読んでくださってありがとうございました
次回、日常の生活の反省点と再発予防の食生活について
お伝えできたらと思います
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ありがとうございました♪
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